平クレーンとは?特徴・用途・ユニックとの違いまで徹底解説
- 2 日前
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中古トラック業界や建設業界でよく聞く「平クレーン」という言葉。トラックに詳しくない人からすると、
平ボディ?
ユニック?
クレーン付きトラック?
何が違うの?
と混乱しやすいジャンルでもあります。
実際、現場では「ユニック」と呼ばれることも多く、正式名称との違いが曖昧になっているケースも少なくありません。
しかし、平クレーンは運送・建設・設備・農業・重量物運搬など、かなり幅広い業界で活躍している非常に便利な車両です。
この記事では、
平クレーンとは何か
どんな特徴があるのか
どんな仕事で使われるのか
ユニックとの違い
購入時に見るべきポイント
中古車選びの注意点
まで、初心者にも分かりやすく詳しく解説していきます。
平クレーンとは?
平クレーンとは、「平ボディトラックにクレーンが搭載された車両」のことです。
つまり、
荷物を積む“平ボディ”
荷物を吊り上げる“クレーン”
この2つを組み合わせたトラックになります。
一般的には、
クレーン付きトラック
ユニック車
クレーン車
などと呼ばれることもあります。
ただし、厳密には少し違いがあります。
「ユニック」は正式名称ではない?
実は「ユニック」は車両名ではありません。
これは、古河ユニックという会社のクレーンブランド名です。
ただ、あまりにも有名になったため、
ホッチキス
セロテープ
キャタピラー
みたいに、商品名がそのまま一般名称化しました。
なので現場では、
「ユニック取ってきて」「ユニック車ある?」
と言われることが多いですが、実際は
タダノ製
古河ユニック製
新明和製
タイタン製
など、メーカーは様々です。
平クレーンの構造
平クレーンは、大きく分けると以下の構造になっています。
1. シャシー
トラック本体部分です。
代表的なのは、
いすゞ自動車
日野自動車
三菱ふそうトラック・バス
UDトラックス
など。
ここはエンジンや走行性能に関わる部分です。
2. 平ボディ
荷物を積む部分。
通常の箱車と違い、側面が開いているため、
重機
建材
鉄骨
パレット物
などを積みやすい特徴があります。
3. クレーン
荷物を吊るための装置。
これが平クレーン最大の特徴です。
クレーンがあることで、
フォークリフト不要
人力作業削減
狭い現場対応
荷下ろし時間短縮
などのメリットがあります。
平クレーンの主な用途
平クレーンは非常に用途が広いです。
建設業
もっとも代表的。
建材運搬
足場材運搬
鉄筋
型枠
重機部品
などを現場へ搬入します。
現場によってはフォークリフトが入れないため、自分で積み降ろしできる平クレーンが重宝されます。
設備業
エアコン室外機
発電機
配管
コンプレッサー
など重量物搬入で活躍。
特に狭い住宅街では小型ユニックがかなり便利です。
農業・林業
農機具
肥料
木材
コンテナ
などを運搬。
地方ではかなり需要があります。
重機回送
小型重機を載せる用途。
例えば、
ミニユンボ
プレート
発電機
コンプレッサー
など。
ただし重量バランスはかなり重要になります。
平クレーンの種類
平クレーンはサイズやクレーン能力によって分類されます。
小型平クレーン
代表例:
2t
3t
街中でも扱いやすく、初心者にも人気。
特徴は、
小回りが効く
狭い現場向き
維持費が比較的安い
こと。
設備業者や電気工事会社などで非常に多いです。
中型平クレーン
代表例:
4t
増トン
積載量と取り回しのバランスが良い。
建設関係ではかなり主力クラスです。
大型平クレーン
代表例:
10t
大型セルフクレーン
大型建材や重量物輸送向き。
ただし、
車両価格
維持費
タイヤ代
修理代
すべて高額になります。
クレーンの「段数」とは?
平クレーンではよく、
3段
4段
5段
6段
という表現があります。
これはクレーンブームの伸縮段数です。
段数が多いメリット
高所へ届く
遠くへ届く
作業範囲が広い
デメリット
重くなる
積載が減る
故障箇所が増える
価格が高い
実際、中古市場では5段以上はかなり高額になりやすいです。
ラジコン付きは便利?
かなり便利です。
昔はレバー操作のみが一般的でしたが、現在はラジコン付き人気が非常に高いです。
理由は単純で、安全性と作業効率が全然違うから。
ラジコンがあると、
荷物近くで操作できる
荷振れ確認しやすい
一人作業しやすい
というメリットがあります。
中古市場でも、
「ラジコン有無」で価格差が大きく出ます。
フックインとは?
平クレーンでよく聞く装備。
これは、クレーンフックをブーム先端へ収納固定する機能です。
昔の車両はフックをブラブラさせたまま走ることも多かったですが、
危険
ワイヤー痛み
振動増加
など問題がありました。
現在はフックイン付きがかなり主流です。
平クレーンのメリット
1. 自分で積み降ろしできる
最大のメリット。
現場によってはフォークや重機がないことも多く、クレーン付きは圧倒的に強いです。
2. 作業人数を減らせる
一人で完結できる現場も増えます。
人件費削減にも繋がります。
3. 幅広い現場対応
建設・設備・農業・重量物など、本当に用途が広い。
だから中古需要も強いです。
平クレーンのデメリット
1. 積載量が減る
クレーン自体が重い。
つまりその分、積める重量が減ります。
特に小型車ではかなり影響します。
2. メンテナンス費用が高い
普通の平ボディより圧倒的に構造が複雑。
ワイヤー
シリンダー
ブーム
旋回装置
アウトリガー
など、点検箇所が多いです。
3. 操作ミスが危険
クレーンは本当に危険です。
横転
ワイヤー切れ
荷物落下
ブーム破損
など重大事故に繋がります。
特にアウトリガー不十分での作業はかなり危険。
中古平クレーン購入時の注意点
中古車選びではかなり重要です。
ワイヤー状態
絶対確認したいポイント。
毛羽立ち
潰れ
錆
素線切れ
がある場合、交換費用がかかります。
クレーンワイヤー交換は意外と高いです。
ブームの歪み
無理な作業をしていた車両はブームが傷んでいることがあります。
特に、
曲がり
クラック
補修跡
は要注意。
アウトリガー
クレーン作業の命。
曲がり
オイル漏れ
作動不良
がないか確認。
クレーン年次点検
クレーンには定期点検義務があります。
記録簿がしっかり残っている車両は比較的安心。
逆に点検履歴不明車は注意。
過積載歴
過積載を繰り返している車両はフレームへダメージが蓄積していることがあります。
中古ではかなり重要です。
平クレーンは需要が高い?
かなり高いです。
特に現在は、建設業、設備業、インフラ工事などで常に需要があります。
さらに、新車納期長期化もあり、中古価格が高騰しやすいジャンルでもあります。
特に人気なのは、
4段ラジコン
フックイン
ワイド超ロング
増トン
条件が良いとかなり高値になります。
まとめ
平クレーンは、
「運ぶ」と「吊る」を1台でこなせる非常に実用性の高い車両です。
特に建設・設備業界では欠かせない存在であり、中古市場でも常に高い人気があります。
ただし、クレーン状態、ワイヤー、点検履歴、フレーム状態など、普通のトラック以上に確認ポイントが多い車両でもあります。
見た目が綺麗でも内部にダメージを抱えているケースは珍しくありません。
逆に、しっかり整備された平クレーンは長く活躍してくれます。
これから購入を検討している方は、価格だけでなく「どんな使われ方をしてきた車両なのか」を重視して選ぶことがかなり重要です。
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